お役立ち情報

腎臓の働きとは
腎臓の働きは、「尿を作ること」と「ホルモンを作ること」により、体内の環境をつねに一定に保つことです。
尿を作る

●老廃物(毒素)の排池
●体内水分量の調節
●電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなど)を調節し血液を弱アルカリ性に保つ

ホルモンを作る

●レニン(血圧と体内水分量の調節に関与する)
●工リスロポ工チン(赤血球の産生を促す)
●活性型ビタミンD(カルシウムの吸収と骨の代謝に関与する)
腎臓の働きとは

腎不全の症状
腎臓は肝臓と同じように自覚症状がなかなか現れにくい臓器です。そのため、尿を詳しく検査してみないと異常に気づきにくく、自覚症状が現れたときには症状が進行していることがあります。 腎臓は一度悪くなると治りにくい臓器です。進行する前に早く病気に気づくことが大切です。
危険な症状

病状が進行して起こる危険な症状を尿毒症といい、この初期症状が起こった場合は、すぐに病院で診察を受ける必要があります。
腎不全の症状
●全身のむくみ
●貧血
●尿に変化がある
●食欲がない
●体がだるく、疲れやすい
●吐き気がする

腎臓をまもるために
治療の基本は、薬物療法・生活習慣改善・食事療法。
藥物療法

慢性腎臓病の原因となった病気の治療(糖尿病、慢性糸球体腎炎、高血圧など)、進行を遅らせる治療、合併症の治療の3つを並行して行います。

生活習慣改善

禁煙、肥満の改善、脱水や感染症の予防、痛み止め・熱冷まし薬の内服を控える、などです。

食事療法

食事療法の基本はたんばく質・食塩の適度な制限と、必要な工ネルギーの確保です。たんばく質は肉・魚・卵・乳製品に多く、主食(お 米・パン・麺類)にも含まれます。たんばく質の摂り過ぎは腎臓の負担となります。食塩は漬け物・調味料・蓮類・汁物に多く含まれ、摂り過ぎは高血圧やむくみ(浮腫)の原因になります。また腎臓の機能が低下すると、カリウム制限を必要とすることがあります。カリウムは生野菜・果物に多く含まれ、血中にカリウムが増えると危険な不整脈が起こりやすくなります。

食事療法のコツ

食べていけない物はありませんが、糖尿病や肥満では工ネルギーの摂り 過ぎに注意します。自己流の食事療法は大変危険です。かえって腎臓を悪くしたり栄養不良を招いたりします。必ず専門医・管理栄養士の指導のもとで行いましよう。

貧血とは
腎臓の機能が低下すると貧血を生じやすくなります。

血液は体中に酸素や栄養分を運んでいます。貧血とはその酸素を運ぶ赤血球が足りない状態のことをいいます。赤血球が足りなくなると、心臓は十分な酸素を体中に届けるため、より多くの血液を送ろうとするので、やがて心臓も疲弊してしまいます。
腎臓の働きとは

eGFRの早見表

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